★村上春樹
「ノルウェイの森」
問答無用で好きです。
この本を読んだことのある人とは性格的に相反するものがあっても
30分は必ず話が続けられます。
多くの20~30代の方がそうであるように、
この本が村上春樹ワールドのスタートになりました。
僕の周りにいる女性を緑やナオコやレイコさん、永沢さんの彼女に比較して
どのタイプかなって見てしまうときがあります。
それと同時にボクは渡辺くんとどの部分が共通しているかということ
考えてしまったりしています。
見ていない方は見られることをおすすめします。
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「風の歌を聴け」
彼のデビュー作です
ボクはこの中の登場人物では
ラジオのDJがはじめて読んだときは印象的でした
何度も読んでいるうちに
鼠とボクの関係について興味深くなりました
その二人の関係によって
作者は何を読み手に与えているのでしょうか?
答えは読んだ方のとり方に委ねられているので
読んだ方はどう感じたのか教えてくださいね
ボクは・・・。
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「国境の西、太陽の南」
村上春樹の小説の中では
多少風変わりであると感じられた方が多いのではないでしょうか?
それとも、そう感じた人がボクの周りに多かっただけなのでしょうか?
ある程度、余地をなくしたというか
根っこがあるような気がします
なんていえばいいんだろうか?
奥さんの印象が最後の最後で
「風の歌を聴け」のDJ的に表象されるところ
そして
それを受けて主人公のアクション
というトコらへんが
なんとなく風変わりなものとして感じられたのでしょうか?
ちょっと区切って考えている人はいますか?
区切ってない人はっどうですか?
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「海辺のカフカ」
(日記より)
どの部分からスポットを当てていくのが適当なのか
ボクには見当がつかないのですが、ボクはこの作品を
読んでいて、感情の起伏というものが大きな波として
何度もボクの中に溢れんばかりに流れ込み
そしてまた心から静かにゆっくりとしたリズムで退いていきました
大きな波が退いていくときに
ボクの心はとても震えたのです
衝撃的なシーンがこれまでの長編小説に比べて
多かったようにボクは感じましたが皆さんはどうでしょうか??
それともこの印象は個人的なものなのでしょうか
そうかぁ、この作品の力の源っていうのが
個人的なもの
コジンテキナモノ
ボクは自分のことを振り返りながら読まずにはいられませんでした
といってもボクはまだまだ二十歳という若者で、世の中をまるで知らない
そんなボクでさえ20年ほど歩いていると色々なことに直面している
(それは振り返ってみて初めて気がつくことが多いのかもしれない
僕たちのような若い人にとっては・・・。)
そんな問題をボク達は色々な支払方法で処理していくのです
ある人は一括払いでその度にぶつかっていく
ある人は分割払いで要領よくこなしていく
ある人は後払いにしていく
ある人は支払いを人に押しつけていく
ある人は支払い以前に購入を見送る
ある人は支払いから逃げてしまう
どのような人にも
この作品は個人的に作用するような気がします
その人が自分から耳を鬱ごうとしなければ
その人が自分から目を瞑ろうとしなければ
必ず個人的に作用します
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ありがとうございました
最後にちょっとアンケートです
★村上春樹好きに5つの質問
Q1、一番好きな小説・短編はなんですか?
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Q2、一番好きな登場人物は誰ですか?
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Q3、もし自分が小説に登場する人物になったら、どの小説のどの場面に誰で登場しますか?
(例 「風の歌を聴け」 ラジオのDJ) |
Q4、村上春樹の小説をひとつ挙げて、一単語で表現してみてください。
(例 「海辺のカフカ」 息吹と消耗) |
Q5、小説中の登場人物の好きな名文句はなんですか? |
もし答える余裕があったら教えてください
今できないのですが、そのうちフォームメール作ります。
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